スリランカでの1ヶ月の旅も終わりに・・・

Country
Sri Lanka
Location
Ratnapura / Colombo
Schedule
2014-07-17-2014-07-25
Target
Sapphire / Tourmaline / Aquamarine / Zircon / Spinel
ラトナプラ滞在中、
いろんなところに案内してくれたアルナ。
こう見えても妻子持ち。
娘さんのサヌジーの学校の送り迎えもしている。

私たちの前では、あんなにヘラヘラしてて、
大丈夫かな~?ってなる時あるのに、
ちゃんといいパパしてるんだ。感心感心。
サヌジーもとってもかわいい。



ちょうど私たちが滞在中に、サヌジーの誕生日があり、
誕生日会に招かれた。
アルナは、スクールバッグをプレゼントすると言っていたので、
私たちは、傘をプレゼントすることにした。



お店に行っていろいろ傘を見てたのだけど、
スリランカ少女の好みはわからず、
無難なカラフルなものにしようかと・・・。
でも、店員さんにアドバイスを求めると、
絶対ディズニープリンセスのがいいと言われ、それを購入。
サヌジー、とっても気に入ってくれた。



お部屋の中には、ピアニカがあった!!
へ~!ドレミをふって練習するのは日本と同じ。
でも、シンハラ語、全然読めない。

サヌジーは歌が得意ということで歌ってくれた。
日本で歌われている童謡?「グーチョキパーでなに作ろう」が
そのまま、英語バージョンで歌われていて、びっくり。
英語の歌詞ではバナナの歌みたいだった。
私は日本語バージョンで歌ってお返し。
サヌジーの歌声はピュアで透き通る歌声で感激。



学校では、シンハラ語の他に、英語も勉強しているようで、
アルナが英語を少し話せるのはサヌジーのおかげな気がした。



スリランカではセイロンティーは
ミルクティーとして飲むのが定番のようで、
宿でもおいしいミルクティーをいただいていた。
アルナの奥さんが入れてくれたミルクティーはコクがあって、
甘さもちょうどいい。すっごくおいしかった。
ちなみにシンハラ語でお茶は「テ」。

遊びに来ていた、いとこの女の子とみんなで風船遊び。
スリランカでは凧揚げが流行っているようで、
空を泳ぐ凧をみんなで眺めたりした。
みんなで記念に、ハイチーズ。
アルナ、ステキな家族と一緒で幸せそう。
これからも真面目にいっぱい働いてね!



ラトナプラの町は・・・
相変わらず賑わっていて、
いつでもどこでも宝石買わないかと声もかけられる。



日本で言う、小さな商店街みたいなところには、
気になるお店が目白押し。
150スリランカルピー(約120円)短パンを買いまくり。
きっと地元のお母さん達が布を買って、
短パンを作ってお店に卸しているのだと思う。そんな出来映え。

コロンボで見つけた20スリランカルピー(約16円)の
ミニハンカチはここでも売ってたけど、なんと中国製と判明。
スリランカ製だと思ってたのに・・・残念。

あとは、色合いとしっかりとした作りに惚れ込んで、
どうしても欲しかった、布ゲット。



赤いイガイガの実はランブータンと言う
ライチみたいなフルーツ。
イガイガは柔らかいので、
手でむくと中からジューシーで甘い透明な実が出てくる。
みんなこれが大好きみたい。



これは私がスリランカで1番はまって、
1番食べてたスナック菓子。
「Tipi Tip」。

カールみたいな、キャベツ太郎みたいな感じだけど、
うまみとかすごいあって、とにかくうまい!
ご飯よりも、これ食べたい率高かった。
きっかけは、アルナが娘が好きだから買ってと言ったこと。
どんな味か気になって食べてみたんだけど、
こりゃ、大人も好きだわ。



道を歩いていたら・・・
ん!?小さな瞳がこっちを見てる!



出てきたーー!
かわいいーーーーーーっ!!!
小っちゃなねずみがこんにちは。



あと気になるのがこれ。
テスト問題、勉強ノート・・・
の紙でできた、袋!!

パン屋さんでパンを買うと、必ずこれに入れられる。
両面、子供達の努力の証。
鉛筆とかならいいけど、
水性ペンで書かれたものが内側になってるときは、
パンにインクが付いちゃう宿命。
パン以外にも、パンツとか小物とか、
ショッピングバッグとして使われている。
分数とかやってるのか・・・とか、テスト20点か・・・とか、
この子の字、かわいいとか、
スリランカの子供達の姿が見えるよう。
ここまで再利用されると、気持ちがいい。



そして、ラトナプラではずっとお世話になった、
ラトナジェムハルト・ゲストハウス。



レストランでいただくディナーも、おいしかった。
甘辛い酢豚のようなお肉もフライドライスも、ポテトも。
これ、お気に入りのメニュー。
採掘で疲れた体に、いっぱいパワーをくれた。



ラトナプラを離れる日。
帰りはバスではなく、アルナと一緒。

アルナから始まったラトナプラの宝石採掘だったから、
最後はお礼の気持ちも込めて、アルナと一緒に行きたかった。
荷物が多いので、
大きなサイズのトゥクトゥクを借りて来てくれた。
これでなんの心配もなく、コロンボに向かえるはず
だったのだが・・・



出発して10mで、後ろの扉が開き、
パソコンが入ったバッグが、ドスン!ごろごろ・・・ごろん。
なんともこの先が思いやられる・・・



コロンボに行く前に、ティラカと最後のお別れ。
ふたたび、あの採掘現場に。
今日もみんな土洗いに精を出してた。
おじいちゃんの職人さんが、
「ワシも日本に連れて行ってくれ」って笑ってる。
おじいちゃん、いい宝石見つけてね。



「なつよちゃんにプレゼント」
と言ってくれたのがこれ。



「お家にあった宝石ね。」
という素敵なプレゼント。

『ええ!?もらっていいの!』
「うん、いいよー!」
今度スリランカに来たら、
一緒にドライブしようねって約束した。
ティラカ、大大大大好き!!



トゥクトゥクに乗った後、ケースの裏を見たら、
「From TILAK To NATSUYO Chan」
って書いてあった。かわいい♪



アルナとお別れの前に、一緒に最後の食事。
最近スリランカに出来たらしい回転寿司店へ。

アルナ、日本食もお寿司も生魚を食べることも初めて。



マグロの巻物を食べた瞬間、アルナが固まった。
あ・・・だめっぽい。
餃子は、めちゃくちゃおいしいって食べていた。

いろんな場所へ行って、
本音でぶつかりあって、怒って、一緒に笑って、
友達になった。

おちゃらけてばかり、
時々こらっ!ってなることもあったけど、
いつでも明るくハッピーオーラが出てるアルナ、
一緒にいてすっごく楽しかった。

お別れしたくない・・・
アルナがいない毎日が、寂しくて、寂しくて。
いつもヘラヘラ笑ってたアルナも、
本当に行っちゃうの?って、
今まで見せたことない寂しそうな顔をしてた。
いっぱい一緒に笑った顔が浮かんで、
涙がこぼれた。



世界一周の旅で、泣くのはアメリカ以来2回目。
1ヶ月はあっという間だった。
アルナ、大好きだよ。

ハムウィムサトゥタ
(シンハラ語でNice to meet you、
 会えてうれしいという意味があるみたい。)
必ずまた会おうね。

その後も、アルナとは国際電話でつながっている。
ギリギリわかる英語と、
私たちが教え込んだ
「あなた、美人ね」「あなた、イケメンね」
と言いながら電話をかけてくる。
ラトナプラで、この言葉を言ってくる、
ヘラヘラ笑ってるスリランカ人がいたら、それはアルナです。
ぼったくろうとトライしてくるかもだけど、
基本、いいやつなので、
アルナのトゥクトゥクに乗ってあげてください。

宝石の国、スリランカで1ヶ月間の充実した宝石採掘。
私が採りたかった、
2月の誕生石アクアマリン、
9月の誕生石サファイア、
6月の誕生石ムーンストーン、
11月の誕生石トパーズを無事ゲットすることができた。
と同時に、宝物のような出会いと思い出を手に入れた。

スリランカ、また行こう!!