7月の誕生石「ルビー」

Country
Cambodia
Location
Pailin
Schedule
2014-07-29-2014-08-14
Target
Ruby / Sapphire
カンボジアの宝石。

有名なのは、パイリンという町で出る
ルビーとサファイア。

それ以外にも、
パイリンと正反対に位置するラタナキリという町に、
ラタナキリブルーと呼ばれている
ジルコンがあるのだとか。
でも、これは加熱後の話しで、
原石自体は、ブルーではないそう。

私は基本もともとが綺麗な石が好き。
それに、なにより7月の誕生石ルビーがまだ採れていない。
というわけで、私たちはルビーを求め、
パイリンを目指すことに。

ネットで調べてみると、
パイリンの川で採掘をしている画像や情報が。

タイのチャンタブリで、
宝石商の人にパイリンのことを聞いたけど、
みんなパイリンの情報は無し。
ジェムマーケットにもパイリンの宝石は出ていなかった。

これはもう行ってみなければ、わからない。

チャンタブリからパイリンに向かう方法は、
ミニバスで、国境へ。

調べてみると、宿の近くから
ミニバスが出ているよう。



翌日、パイリンに向かうため、宿をチェックアウト。
歩いてミニバスターミナルへ。
いくつか窓口があり、
行き先を尋ねると、パイリンに行くバスは向こうと言われ、
なかなかたどり着かない。

ようやく乗り場へ行くもタイ語ゼロ!
ほんの少し英語が通じてなんとかチケットが買えた。



どうやらここからは、
パッカード国境とバンレム国境へ行く
ミニバスがあるらしく、
私たちが乗ったのは、パッカード国境行き。



観光客とかいないので、
地元の人達に混じって乗って行く。
クーラーが効いたミニバスで、快適に国境を目指す。

国境に着くと、降りるのは私たちだけ。
日本語を話せる女性が来ていろいろ日本語で教えてくれた!
無事、イミグレ通過。

パイリンの町まで行くには、タクシーしかないらしい。
ちょっと高い気もしたが、しかたない。



と言うわけで、車に乗って、パイリンの町へ。
車窓から見える景色は、タイとはまったく違って、
丘にまだ若い木々が植林されているような風景が広がっていた。
20〜30分ほど走ったら、町が見えてきた。

泊まるところは調べてなかったので、
運転手さんに相談してみると、
町の中心地にある宿を紹介してくれた。

一泊11ドルという安さと
wi-fiがあるというので、宿決定。



とりあえず、私たちの戦力、
SIMカードを買いに行く。
SIMは宿近くのお店で発見。
ネット情報では、タイの国境近くの町だから、
タイバーツも使える的なことが書いてあったけど、
実際は微妙。
使えるのは、USドルか、カンボジアの通貨リエル。

ATMを発見し、お金を下ろす。
カンボジア通貨が欲しかったのに、
USドルが出てきた。
どうやらATMではUSドルしか出ないよう。

町を散策してみたら、宝石屋さんを発見。



ジュエリーやルースがズラリ。
ルビーばっかり。



こちらでは、量り売りまである!
やっぱりパイリンは、ルビーの町だった。

でも、このパイリンという町、
ひとつだけ問題が!!!
それは、英語が通じないということ。
たぶん、この町ではほとんど通じなさそう。

宿に戻り、唯一英語が通じるマネージャーさんに、
ルビーをウォッシングしたいと相談すると、
場所を知っているという。

ちょうど運転手さんがいて、
タクシーを1日貸切で
15ドルで行ってくれるというので予約!

でも、運転手さん、
英語が話せないので、ちょっと心配。

とりあえず明日の予定は決まったので、
あとは、採掘道具探し。



パイリンでの採掘は、
ザルを使ってやるらしい・・・。

あった!!!



市場でトラディショナルスタイルの
ジェムウォッシュザルを買う!
意外と高く6ドル。とりあえず1つだけ購入。

それを持って歩いているだけで、
「おお、お前、やるのか?」って感じで、
みんなうれしそうな顔しながら、
ジェスチャーしてくる。

ふふふ、これは明日採掘できそうだ!