翌日。
カモールの娘さんがいるファクトリーを訪ねてみる。
しっかり伝わっていたみたい。
ファクトリーの中に入れてくれ、
娘さんのニンさんが案内してくれた。
う、美しい・・・
中では・・・
サファイアのカット中。
スリランカの道具とは違い、
宝石をくっつける機材が簡易的な感じ。
へぇ、国によって使う機材も違うんだ、おもしろい。
この方は、
大きさと色をチェックして分けているそう。
まさに、サファイア工場。
ここで生み出されるサファイアルースは、
マダガスカル産で、超高いらしい。
確かに、青い!そしてクリアでギラッギラしてる。
ジェムマーケットで見かけるものよりも、
ずっとクオリティーが高い。
ちなみに、サファイアを青くする加熱行程は、
撮影禁止ということで、見るだけ。
ガス式で、ゴウゴウ燃やしておりました。
1000カラットくらい一気に1時間くらいヒートするらしい。
すごい技術だな。
ちなみに、こちらの電気式の加熱器もあるが、
これだとあんまりいい色にならないみたい。
宝石も買わないのに、
とってもやさしく親切に案内してくれてよかった!
いい人に巡り会えた。
そして私たちは、ネットで調べた、
チャンタブリのジェモロジーへ。
なんとジェムマーケットの近くにあった。
そう、鑑別書作り。
スリランカと違って、タダで鑑別はしてくれない。
300バーツ(約900円)で
写真付きのカードを作ってくれるよう。
200バーツ(約600円)だと写真無し。
初日に、グリーンサファイアとして買った石。
そんな高くない宝石に
900円も払うのはどうかと思ったけど、
トレーディングカードみたいだし、
わかりやすいから、
写真付きを選択。
鑑別の結果は・・・
1.58ct。
ナチュラルサファイア。
カラーは、ブルーイッシュグリーン。
青のような緑。初めて聞いた色。
何はともあれ本物だった。
やったね。
これでやり残したことはなし。
いざ、カンボジアへ。