Glasgow sky

Country
Scotland
Location
Glasgow
Schedule
2014-05-31-2014-06-01
世界一周の旅で、私が行ってみたかった場所。

それは、
スコットランド・グラスゴー。

お目当ては、
有名な観光名所・・・でもなく、
人気のスポット・・・でもなく、
美しい絶景・・・でもなく、
ツアーとかでもなく、
誰でも簡単にできちゃうこと。

グラスゴーの空を見たい!!

それだけ。

私には好きなアーティストがいる。
自分が作る音楽は、
ギターとピアノの弾き語りで、
自分の人生や感情を歌うことが多い。
でも、私が聴く音楽はジャンル問わず。
その中で、すごく好きなアーティスト。

Eddi Reader(エディ・リーダー)

私が20代前半の頃、
たくさん音楽を聴いた方がいいとアドバイスされ、
おすすめで渡されたのが出会いだった。
私は彼女のナチュラルで、
まるで春が来たときのように
踊り出したくなるような歌と歌声が大好き。
もちろん、旅の移動中に聴くipodにも入っている。
自分のライブやコンサート前に流す、
客席のBGMとしても使っている。
来日したときに、生の歌声を聴いて、
ますます好きになった。

ここ、スコットランド・グラスゴーは彼女の出身地。

そんな彼女の数ある好きな歌の中で、
私が特に好きな歌がある。

タイトルは「Glasgow Star」

そう!彼女が生まれた町、グラスゴーが舞台!
歌詞の中には「Glasgow sky」というフレーズがあり、
この歌を聴く度、どんな町なんだろう。
どんな空なんだろう。
と、いつも想像しながら東京の空を見上げていた。

グラスゴーの町で「Glasgow Star」を聞きながら、
グラスゴーの空を見てみたい。

それを叶えるためにやってきた。

オーストリアからグラスゴーへ向かう飛行機の中で、
さっそく聴いてみる。
グラスゴーの町を見下ろしながら、
グラスゴーの空で聴くという贅沢。
たまらん!



にやにやが止まらない。

ウキウキ気分でグラスゴーに到着し、宿を目指す。
海が近いのか、なんなのか、
大きな翼を広げてグラスゴーの空を舞うカモメを
たくさんみかけた。
起伏がある土地らしく、急な坂道ばかりが続く。

迷いながら、ようやくたどり着いた
グラスゴーのホテルの窓ごしで、
さっそく「Glasgow Star」を聴き、
一緒に歌いながら、
グラスゴーの空を眺める。
贅沢!!

街を散策すると、宿の近くはわりと繁華街だったようで、
クラブみたいなお店がずら〜り。
聞いたことないようなファストフード店もずらり。

グラスゴーは想像していたよりもずっと都会だったけど、
夕暮れ時のロマンチックな空にカモメが舞って、
本当に美しかった。
これが、グラスゴーの空か!!



これ以降、この歌を聴くと、私の頭の中には、
自分で見たグラスゴーの空が鮮明に浮かぶようになった♪
めちゃくちゃうれしい。
来てよかった。
大満足な気持ちで夜は更けていった。

というわけで、
グラスゴーに着いた日に、目的は達成。
私はこれだけのためにここへ来たので、
翌日、早速フローライトがある
イングランド、ダラム地方へと向かった。

駅の近く、街の中心地は、
歴史がありそうな建物や
綺麗に整備された街並みが続いていた。



今回はタイミングが悪かったため、実現しなかったけど、
今度はEddi Readerの生の歌声を、
グラスゴーで聴いてみたい。