聞き込み調査開始！

スペインのエメラルド鉱山を目指すため、
まずはマドリードから電車に乗ってオウレンセに。



電車は近未来的なデザインで、とても快適。
車窓からは美しい若葉色の草原や、
風力発電の丘、ピンク色の花が咲き乱れる山や湖など、
目が離せない景色が目白押し。
5時間の電車の旅もあっという間。



着いたのは、夕方。
ここからカニーサに向かうと、
着くのは夜になってしまう。



カニーサは小さな町らしいので、
夜、宿を探すのは大変だと考え、
この日はオウレンセで宿泊。

美しい川が流れ、いくつもの橋がある。
なんだか風情のあるステキな橋だな～と思って渡ったら、
どうやらローマ橋という有名な橋だったらしい。
ヨーロッパ独特の落ち着いた街という印象。
メインストリートらしき場所には、
八重桜が満開！
まさかスペインで桜を見れるなんて思わなかった。
すごくかわいい。



ラピスラズリを採った後に思ったことだが、
本物の鉱山では道具がないと、
石を採れないかもしれない。
ましてや、この先、
すっごい田舎へ行くことを考えると、
この町で、採掘に使える道具を入手したい。

道具を求めて、町へと繰り出す。

偶然入った100円ショップみたいなお店で、
ノミとハンマーを発見。
なかなかお安くゲットできた。



準備は万端。

翌日、バスでカニーサへと向かう。

ホテルは、ネットで一軒発見。
町からちょっと外れた場所で、
なおかつ、そこそこいいお値段なので、
そこは予約はせず、現地で他の宿を探すことに。



カニーサは思ったよりも田舎ではなく、
いろいろ商店や食べる場所もありそう。

さすがスペイン！
生ハムも銅像になっちゃってるよ～！



まずは宿探し。
大きな荷物を持って右往左往。

・・・見つからない。
・・・あまり人もいない。

あれ？おかしいな･･･
こんなはずじゃなかったのに。
ふたりそれぞれ別れ、
宿を探すこと10分。

ようやく、有力な情報をゲット。
郵便局のお母さんが
あっちの坂を登った場所に、
一軒だけ、ホテルがあると教えてくれた。

もしや･･･

そう、ネットで見つけたホテルだった。
この町には、そこしかないのだそう。
うぉぉ。
こんなことなら、
始めからそこに決めていればよかった。

ゆるやかに長～～～い坂道を、
ひいこらひいこら登り、
ようやくホテルへ。



さて、ここからフランケイラへ
どうやって行くか？

タクシーなんて走ってないし、
バスもその町には行かないらしい。

町の人に聞いてみようと、
ガソリンスタンドのおじちゃんに聞き込み。

フランケイラはもちろん、
エメラルドが出たことも知っていた。
フランケイラまでの道をメモに書いてくれた。



ふむふむ、そう行くのね。
これで、スマホのGPSを併せれば、
鬼に金棒。

で、どのくらいで行けるの？

「3時間ぐらい。」

遠っ！！
やっぱりここからフランケイラまでは、
12キロぐらいあるのね。

その町には宿はないから、
帰ってこなければならない。
往復6時間。
ん～～～、6時間か～。

一応、ミニホームセンター的な場所でも、
聞き込み調査。



こちらはエメラルドが出るなんて知らないらしく、
ネットで調べてくれた。



やっぱり歩いて行くと3時間ぐらいかかると言う。
この日の聞き込みは、これで終了。

言われたとおり、
明日、歩いて行く？

いやいや、それは大変すぎる。
歩くのは好きだけど、
見つけられる気がしない。

ということで、
続いて、ホテルのお姉さんに相談。
すると、
タクシー呼んであげるよ。とのこと。
そっか、タクシー呼べるのか！

料金はよくわからないけど、
タクシーのほうが確実に
辿り着くことが出来る。
よし！

これでエメラルドはもうすぐそこ！？