ついにラピスラズリとご対面!?

Country
Chile
Location
Tulahuén
Schedule
2014-03-19-2014-04-06
Target
Lapis Lazuli
約束の時間。

パウリーナが連れて行ってくれる
ラピスラズリの工場ってなに!?
どんなところ!?



運転は超ニガテだから、ゆっくりね・・・
と言うパウリーナの助手席で、
近づいてくる山と谷を眺めながら
さらに奥の方へ進んで行く。



1時間程走ると車が止まった。

なにやら、大きな石のかたまりが・・・
ここにはパウリーナのおじさんがいるというので、
大声で呼んでみるも、誰もいない。



鍵を開け、中に入っていくと・・・
でっかい四角く切り出しされた石がずらり。



よく見ると、ラピスラズリだ!!

でっかーーーい!
石切場のような場所に、たくさんの石が並んでいる。



石の隙間に気になるもの発見!!!



でたーーーっ!!!

ラピスラズリの欠片。
拾いたい、拾いたい・・・

『拾ってもいい?』

パウリーナは笑顔で頷く。

うわーー!これキレイ、これ青い、これかわいい・・・
無心で拾いまくる。

すると、有刺鉄線が貼られた門から、
ロバにたくさんの木を積んだおじさんが。
どうやらパウリーナのおじさんのよう。
ここに住んでいるらしい。



ラピスラズリにもランクがあるらしく、
より青い部分が多いものがいいらしい。
ここにあるのは、白やグレーの大理石が混じっていて、
青もあまり濃くなかった。
チリでは、宝石として以外に
ラピスラズリを家具や建築資材として使うらしく、
パウリーナの家の庭にも、
ラピスラズリのテーブルやベンチがあった。
なんて贅沢!

ここはこういった石が置いてある倉庫のような場所だった。



小さなラピスラズリのカケラをたくさん拾って、
満足な私たち。
それを見ていたパウリーナ。
もう少しドライブしようと言って、
さらに山の奥へ車を走らせた。



そこには、立派な鉄の門が。
厳重に鎖と鍵がかけられている。
ここがラピスラズリ鉱山への入口らしい。
門の色も青!これは間違いない!!



これを見た私たちは『行きたい!行きたい!』・・・
すると、パウリーナがこんなことを言い出した。

「そんなに鉱山に行きたい?」

もちろん、行きたい行きたい!!!

じゃあ、相談してみると言う。
誰に相談???
でも、とても重要だから、シークレットねと言う。

シークレットミーナ。
秘密の鉱山・・・
ドキドキドキドキ・・・

だけど、これには一つ問題が!!!

行くことが出来るのは、3月29日だけだと言う。
この日はまだ25日。
うぬぬぬぬ・・・
4日後はもう、サンティアゴに戻っている予定だし、
そのあとすぐ、イースター島に行くフライトも決まっている・・・

でも、
4日待てば行ける・・・

ちょっと悩んだけど、
こんなチャンスはきっとない!!

待とう!!!


決めたそばから、私たちに幸運が!!

なんとパウリーナ、宿も経営していたことが判明。



前の宿と違い、キッチン、トイレ、シャワー(水のみ)付き。
さらに、洗濯機も借りれる!!
ということで、宿を移動。
室内にトイレがあるって最高!!



その後の4日間は、
パウリーナの息子クリスチャンと庭のフルーツ狩りしたり、
石で遊んだり、集めた鉱物をもらったり・・・



町を散策したり・・・
(こっちでは岩にチラシを貼るのが普通みたい)



町はずれのラピスショップに行ったり・・・



川に泳ぎに行ったり・・・
(地元の人は入ってたけど超寒い!)



オバイェの町まで、
買いだしやお金をおろしに行ったりして、
準備を進めていった。

そして、3月28日。
いよいよ、シークレットミーナの前日の夜。

明日のことが気になって、
パウリーナのところへ打ち合わせに行くと、
パウリーナは行かない。と言う。
私たちはお母さんと行くらしい。

お母さん!?
ど、どうゆうこと!?

「とても寒いから、厚着するのよ!
 朝、7時出発ね!」

って・・・
意味がわからない。

本当に鉱山に連れてってくれるのかな。
なにか別のことと勘違いしてる?

早く眠らなくちゃいけないのに、
なにやら恐ろしくて眠れない・・・