人生初の一軒家を手に入れた

ノルウェーの首都オスロに着き、
その物価に驚かされた私たち。
飲み物を持ってなかったので、
購入したけど、えげつないお値段だった。
噂に聞いていた以上･･･
お、恐ろしい。

それはさておき、エメラルド鉱山は、意外と近く、
バスで鉱山の近くに行けることはリサーチ済み。
とはいえ、間違えると大変なので、
バスターミナルへ行き、
翌日乗るバスが出る場所を確かめる。

そのあとは、いつものようにSIMカードを。
ノルウェー最大手といわれる「Telenor」で購入。
結構なお値段だったけど、データ量は200Mまで。
エメラルド鉱山の宿は、
キッチンのみWi-Fiが使えるらしいので、
200Mでもなんとかなるだろう。

翌日、問題なくバスに乗車。
基本、私たちの移動は、
バスか電車。

みんな車で行くところも、
バスか電車、どちらもなければタクシーで。

スマホとインターネットがあれば、
この時代、なんとかなってしまう。
首都オスロから、バスで約1時間･･･



はい、到着。
バス、快適。



少し歩くと･･･
あそこなんじゃないのーーー！！？



湖のすぐそば！
ワクワクするーーーっ！



鉱山のオーナーのお母さんが待っていてくれた。
すぐに借りるお家に案内してくれた。



わぁ！
ここが我が家になるの！？
なんてかわいらしいお家！！！
絵本に出てきそう･･･

まさに、夢のマイホーム！
室内の家具やマットも北欧スタイル。
ん～～～うっとり。
窓から湖も見える！
こんなところに1週間も住めるなんて♪



ここでは自炊するため、食料は持参。
といっても、麺・パスタばっかり。
アメリカでダイヤモンドを掘っていた時もそうだったけど、
採掘中は毎日夢中で体を動かすため、
疲れきってなかなか料理をする時間も体力もない。
だから簡単にできるものをチョイス。
ドイツで買った焼きそばのカップ麺「Soba」は激うま！
同じ日清食品でも、今まで行った国で一番日本人好みの味付け。
いろんな味が出てるけど、私はプレーンが一番好き。
恋しかったソース味。



ノルウェーにやってきて2日目。
最速で鉱山にたどり着いた！！

『BYRUD GARD
　SMARAGDGRUVE』

ノルウェー語は挨拶以外、なにひとつわからない。

BYURDは、この場所の名前。
読み方を聞くと、ビュルと言っていた。
むむむ、読めない。

SMARAGDGRUVEは、
スマラグドなんちゃらと言うみたい。
発音が聞き取りづらくよくわからない。
ここの鉱山の名前だと思っていたけど、
意味を尋ねてみたら、
SMARAGD ＝ エメラルド
GRUVE ＝ 鉱山
だった。

かっこいい名前だと思っていたら、
ストレートに、エメラルド鉱山だった。
ノルウェー人にとっては、わかりやすい！



荷物を置いて、お母さんの所へ。
彼女の名前は、アンナ。
まずはこの鉱山のルールを教わる。

受付がある建物から、
歩いて鉱山へ行く。
洞窟と湖の間に採掘場所があるそう。

鉱山の洞窟は、
安全に気をつけ、中を見るのはいいけど、
ハンマーとかを使い、掘るのは禁止。
洞窟内の石を持ち出すのも禁止。

湖側の採掘現場に、
石や岩が落ちているので、
そこでエメラルドを探す。
というルールだった。

ここは100年近く前に、
少しの期間だけエメラルドが採掘されていたけど、
その後はまったく採掘はされていないという。

アンナが「今日は無料でいいよ」と言ってくれたので
とにかく現場を見に行くことに。