ここまで来て諦めきれない!!!

Country
Bolivia
Location
Puerto Suárez / Santa Cruz
Schedule
2014-02-19-2014-03-19
Target
Bolivianita [Ametrine] / Amethyst


アメシストを貰ったけど、
やっぱり鉱山に行きたい!!!!

その日の夕方、宿にて作戦会議。
次は、どうするか!?
もうブラジルは目と鼻の先。
宛もなくブラジルに行くか、
それとも・・・

悩んだ結果、
本当に鉱山に行けないのか、
直接話しがしたい!!
鉱山への行き方を知っているというラミーロに、
勇気を振り絞って、電話をかけてみることに。
(現地のSIMカードを購入済)

先ほどのジャパニーズですが、
リリーに電話番号を教えてもらいました。
私はあなたに会って話がしたい。
明日とか、会いに行ってもいいですか?
と英語っぽい言葉で話してみると・・・

「OK!」

本当ですかーーーーっ!?

宿を取ったけど、
もう出ないと明日サンタクルスに戻れない。
宿を飛び出し、
急遽、夜行バスでサンタクルスに戻ることに。



この3日間の移動はこんな感じ。

1:夜 サンタクルス出発(夜行バス) →
2:朝 プエルトスアレス到着
  夜 プエルトスアレス出発(夜行バス) →
3:朝 サンタクルス到着

まさか、日帰りするとは思わなかったけど、
手がかりを掴んで、もうウキウキ!
長距離バスとかなんてことない。
なんかおもしろくなってきた。

翌日早朝、元いたサンタクルスに到着し、
目星を付けていたホテルへ直行。

ラミーロのオフィスへの行き方を調べようと思ったら、
住所を書いたミニノートがない!!
まさか!プエルトスアレスの宿に置いてきた?
ガビーーーーン。
リリーの電話番号も書いてあったのに!!!

幸い、ラミーロは、一度電話していたので、
ホテルのお母さんに手伝ってもらい、
もう一度電話をして住所を教えてもらうことができた。

ついでにお母さんにタクシーを呼んでもらい、
その場所をタクシーの運転手さんに伝えてもらう。

ボリビアの住所は、グーグルマップに入れても、
認識せず、場所がよくわからなかったから、
これで一安心。

とはいえ、一体どこに向かっているのか、
ちょっとドキドキ・・・

すると、郊外の一角で車は止まった。



鉄格子でしっかりガードされた
セキュリティの受付がある・・・

ホントにここ?
住所間違えてない?

インターホンをピンポンしろと、
運転手さんが言い、去っていった。

守衛さんに、ラミーロとアポがあることを伝えると・・・
どうぞ、中へ。と入れてくれた。

すごい大きくて立派な会社。

受付のお姉さんが電話してくれて、
しばし待った後、
通されたのは、社長室みたいな立派な個室。

そして、この方がラミーロ。



目の前にはボリビアニータの原石。

私のイメージでは、
小さなぼろい雑居ビルの中にある一室、
石が散乱しているようなデスクで、
一人で切り盛りしている、
ちょっぴりうさんくさいおっちゃん、
だったのだが・・・

大きくてオシャレな建物に、
多くの従業員をとりまとめる、
さわやかなイケメン紳士、
だったのだ。

一体、ここは!?

話しを聞くと、
どうやらここは、
ボリビアニータが産出するAnahi鉱山の権利を持つ会社。
会社名も、Anahi。
採掘し、原石&宝石を販売している会社。

すごいところに辿り着いた。

わざわざ私のために時間を作ってくれたようだ。
直属の部下みたいな人が、ひっきりなしに、
いろいろ書類とか持って来たり、電話を受けたり、
すごく忙しそう。
私たちが名刺(旅用)を渡すと、
名刺をいただいた。
そこには、「GERENTE COMERSIAL」と。

グーグル翻訳で調べてみると・・・
「経営者」

そんな方だったとは!!
ど、ど、ど、どうしよう。
いくら英語がわからないからって、
私、めちゃくちゃ失礼な電話とかしてたよ。
それなのに、なんて気さくなの。
なんて紳士な対応なの。
笑顔で話してくれている。
いい男すぎる。

ラミーロ、ありがとう。

彼にこれまでの経緯、鉱山に行きたいことを伝える。

ラミーロはiPadみたいなタブレットに打ち込んで
英語翻訳してくれた。
「No possible」

ノーポッシブルって、どういう意味かな?
ノープロブレムみたいなこと?
問題ないってこと!?
つまり、行けるってこと!?

やったー!と喜んでいたら、
今度は日本語に翻訳してくれた。
そして、タブレットがよれた日本語を話し出す。

「ワタシタチハ、イクコトガ、デキナイ」

ガビーーーーン。
「No possible」は、不可能という意味だった。

改めて、もう一度、
鉱山に行きたいと伝えると、
「答えは、Yes。」

えっ!?と思ったのも束の間、
「だけど、今はNo。」

どういうことかというと、
やはり今の時期は雨季と異常気象が重なり、
水が多く、鉱山までは行けないのだという。
行けるとしたら、乾季の9月。
9月だったら、連れて行ってくれると言う。
その代わり、すごく遠いし、
ボートと凸凹の悪路で大変だよと言う。

とりあえず、今、鉱山へは本当に行けないのだろう。
私は、ついに鉱山に行くことを諦めた。

が、ここまで来たのに、タダでは帰れない。
やっぱりAnahi鉱山で採れた原石が欲しい!!!
素直にそのことを伝えると、
ここにあるものを売ってくれるという。
しかも卸値で。
ラミーロ、どこまでも紳士。

石の良し悪しは、よくわからないので、
気になる物をいくつか選ぶ。



最初、小さい物だけを選んでいたけど、
旅の記念に、けっこうなお値段のものを奮発。
さすがに重すぎて旅が続けられそうにないので、
発送のお願いもした。
日本とは取引したことないから、
関税がどのくらいかかるかわからないって言っていたけど、
送料自体が安い!!大企業プライスっぽい。
私たち、この会社と取引した、初の日本人かも!?



最後に、
ボリビアニータのことをアメトリンと言うけど、
どっちが正解と聞くと・・・



そういうことみたい。

ちなみに、私たちが鉱山に行きたいと思った
キッカケでもある、この切手。



なんと、この切手の存在を、ラミーロは知らなかった。
自分の会社が持っているAnahi鉱山の名前が入っているのに・・・。
写真を撮らせてと言われたので、
今日会ってくれたお礼にと、プレゼントしたら、
子供みたいな笑顔で喜んでくれた。
私はますますラミーロのファンになった。

帰りに、研磨工場の見学もさせてくれた。
写真撮影禁止だったので、
会社の壁に掛かっていた写真を。



そこには、鉱山の写真も。



ボリビアニータの洞窟!?
私もやりたかった!!!


翌日、Anahi直営の
アクセサリーショップがあるということで、
行ってみることに。



なんとお店のモニターに、
ラミーロが鉱山に行く様子の映像が!!!!

ほうほう、こんな感じなのね。
やっぱり行きたかったっ!!!!
でも、いろいろ経験出来たので大満足。



こうして、私たちのボリビアニータ捜索は終わった。


が、その翌日、もうひとりが突然、
デング熱に!!!!!

どうやらプエルトスアレスの倉庫で、
蚊に刺されたのが原因と思われる。
信じられないぐらいの蚊がいたが、
もうひとりテンション上がって気にしていなかったそう。
私は即座に長袖を羽織ってガードしたので問題なし。

その後、1週間の入院を余儀なくされたが、無事回復。
退院後、サンタクルスからラパスに向かった。

ここでの目的は・・・



石を日本に送ること!!
株式会社Anahiで購入した石は、
送ってくれたけど、
その前に買っていた石はまだカバンの中。

これを持って移動するのは、
重量的にも厳しいし、
盗難のことを気にしなくてはならない。
南米からの郵送は届かないこともあると
ネットで見たけど、一か八かで日本に送ることに。
無くなったらイヤなので、リリーからもらった
アメシストは持って行くことに・・・