エメラルドと塩の街

Country
Colombia
Location
Bogotá / Nemocón
Schedule
2014-02-04-2014-02-07
Target
Emerald Market / Salt [Halite]
アメリカから向かったのは、
コロンビアの首都、ボゴタ。
初めての南米大陸。



ボゴタってどんな街かな・・・



・・・なるほど。
なかなかワイルドな街、という印象。
気を引き締めていこう。

コロンビアと言えば、
世界的にも良質なエメラルドが採れることで知られている。



エメラルドミュージアムには、
それはそれは、立派で美しいエメラルドが展示されていたが、
ミュージアム内は残念ながら撮影禁止。
上質なエメラルドをしっかり目に焼き付けた。

ミュージアムの近くには、
エメラルドを扱っているショップがたくさん。



本当にエメラルドの産地なんだな〜。
でも、本物なのかいい物なのか、
イマイチわからないので、ひとまずスルー。
ミュージアムで見たものに比べるとだいぶ質が落ちる。
街を歩いて行くと、賑やかな広場にたどり着いた。

あ!何か売ってる!
近づいてみると、石やおみやげを売っている露店だった。



よく見ると、質はあまりよくなさそうだけど、
エメラルドも売ってるみたい。
小さなエメラルドをお買い上げ♪
おまけにコロンビア産のクォーツも付けてくれた!
へ〜手軽にエメラルドって買えるものなんだと、
ちょっとテンション上がっていたけど、
辺りを見渡すと、何やら怪しい人がいっぱい。

よく見ていると、なにやらおじちゃんたちが、
数人集まって何かやりとりしている。
見渡すと、そんなグループが何組も。
よく観察していると、手に持っている紙包みを広げて、
何か言い合っている。
その白い紙包みの中に緑色の物がチラリ・・・

はっ!

もしやここは・・・
エメラルドが売り買いされている場所!?
なんだか怪しい空気が漂ってるけど、
エメラルドが取引される裏市場的な!?

こんな世界があるんだと、
ちょっぴりドキドキ。
なんだろう、この緊張感。
売り買いを見られたら刺されるかも!?
なんて、勝手に手に汗握る。
もちろん、そんなことはなく・・・
遠目で見てるだけだったけど、
これが、私にとって初めてのジェムマーケットだった。

あーー、やっぱりエメラルドの本場コロンビアで、
エメラルド鉱山に行って見たかったなーーー。

でも、護衛が必要と言われるような危険な場所らしく、
法外な値段を言われたので、諦めた。
仕方ない。

かわりに、アメリカで出会ったフランシーのお兄ちゃん、
ケケに地元の人おすすめの塩の鉱山に連れてってもらう♪

ケケは、スペイン語オンリー!
初めてのスペイン語圏に戸惑いながらも、
お互いスペイン語の本と、
英語の本を持ち寄り、一生懸命コミュニケーション。



ケケが連れて行ってくれたのは、
ボゴタから結構離れた場所にある、ネモコンという塩の鉱山。
ガイドブックに載っているような有名な塩の鉱山もあったけど、
地元の人はこっちだそう。



へ〜!鉱山ってこんな突然あるものなんだ。
階段をぐんぐん下って、深く深く地下へ。
結構ひんやりする。



トンネル内の天井には真っ白な塩の結晶が!
うわ〜!いっぱいある〜!



下まで降りると、中はすごく広く、
ライトアップされてて、幻想的な雰囲気に。
なんだか、氷の世界みたい。
どっちが地面でどっちが天井なのかわからなくなってきた。
床も空洞なのかと思ったら、
水がはった水路に天井が反射して映ってただけだった!すごっ!

地下にこんな世界があるなんて。
これ、掘るの大変だっただろうな・・・
さらに先へ進むと、案内してくれたスタッフが、
洞窟の中に溜まった小さな池の中から、
何かを拾い上げて見せてくれた。



おお!これがネモコンの塩。
初めて見た!
塩の結晶って、こんなきっちり四角いの!?
まるで氷砂糖みたい。
自然にこんな形になるなんて、
やっぱり自然のチカラって不思議。

おみやげにどうぞというので、
ありがたくいただいた。
コロンビア・ネモコンの塩、ゲット!!



というわけで、
塩とエメラルドをゲットしてご機嫌。

他にもボゴタでは、
絞りたてオレンジジュースのフレッシュさにはまったり・・・



ケケがおいしいよって買ってくれて好きになった、
チュッパチャップスみたいな飴ちゃんを食べまくったり・・・



街のお花屋さんで気に入って買ったバラを
ホテルのお部屋に飾ったり・・・



街の生活を堪能。
ケケのサポートもあって、安全に過ごすことができた。
そんなコロンビアの4日間。