パイリンで宝石を買う!

Country
Cambodia
Location
Pailin
Schedule
2014-09-13-2014-09-19
Target
Ruby / Sapphire
タイのジェムマーケットで、
売ってもらえなかったアフリカ産のアメシスト。
とってもかわいいペアシェイプ(洋梨型)カットのルースで、
これはいい!と思って、すごく欲しかったのに・・・
買えなかった。

それが心残りだった。

でも待てよ?
アフリカのどこ産かもわからないアメシストだし、
そもそもカンボジアでは、
「コンポントム」や「ラタナキリ」という場所で、
上質なアメシストが出るという。
だったら、それを買った方がいいのでは??

ということで、
宝石商のお兄ちゃんのところに、アメシストを買いに行く。

その途中のお店で、アメシストを発見。
ちょっと寄り道。
たまたまブロスが通りかかったので、通訳のヘルプをお願い。



カラットとか全無視で、
どれでも1ピース30ドルって高っ!!
でも、色はすごく濃いパープルできれい。
噂のラタナキリ産だそう。



ディスカウント交渉をし、
ブロスパワーでさらにディスカウント!
でお買い上げ。
ラタナキリ行けなかったし、記念にね。



ようやく本題のお兄ちゃんところへ。



でも、置いてあるのは色の淡い、
コンポントム産のアメシスト。



うすいな〜。
でも、これはこれでかわいらしいか。
ルーペでチェックして厳選。

アンヒート(非加熱)のルビーとサファイア、
ヒート(加熱)した淡いブルーのもの、いろいろ見せてもらう。



う〜〜〜ん。アンヒートのサファイア気になる!
ちょっと考えます。

ちなみに、加熱処理をする釜?を見せてくれた。



この中にサファイアやルビーの原石を入れて、
焼くんだそう。これで、薄かった色がもっと鮮やかに濃くなるのだそう。
へ〜!こんな風にやるんだ。
でも、私は自然のままのヒートしてない色のがいいな〜。



こっちは、何か特別な木を彫刻しているもの。
いいお値段で売れるよう。


翌日。

やっぱり気になったので、お兄ちゃんのところへ。



『やっぱり、昨日の下さい!!』

パイリン産のアンヒートのブルーサファイア0.51ctと0.86ctの2つ。
お兄ちゃんは、とことん親切で気前がいい!

ちなみに、これはかなり大粒のサファイア。
お兄ちゃんに見せてもらった。
左からアンヒートオレンジサファイア3000ドル、
ヒートルビー500ドル、ブルーサファイア5000ドル。
高いのは買わないから、
いつも見れない大粒サイズの宝石、やっぱり値段すごい。



そして、お兄ちゃん家のお隣も宝石店。
いつもお兄ちゃんとこに遊びに来てて、仲良しみたい。

このお店にもあった。



コンポントム産のアメシスト原石とルース。
なかなかいいお色。
いつもにこにこしてて好きだから、買っちゃう!!



これで宝石ショッピングは思い残すことなし!!

あとは・・・

アンとブンナに会いたい!!!



いつもの川へやって来たけど、
やっぱり二人の姿はない。
どうしているのかな?

そうだ!電話してみよう!
ブロスにお願いして、ブンナに電話してもらった。

しばらくすると・・・



会いに来てくれた!!
ブンナ、会いたかったよーーー!
いつも採掘用のぼろい服しか見てなかったから、
ちゃんとしてるんだね。
相変わらずとびっきりの笑顔で再会の握手。

するとなぜかそこに、
あの買い取り人が通りかかった。



ということで、
みんなでアンのお家に遊びに行くことに!!



アン、会いたかったよーーー!
アンも、ちゃんとしてる。かっこいい。
アンとブンナにスーパードライと、日本のお菓子詰め合わせのプレゼント。
すると、アンが採ってカットしてもらった
ブラックストーンをプレゼントしてくれた!



それを見ていた買い取り人はなにやらデザインをはじめた。



こんなのや、こんなの作ったら?だって。
デザインもするんだ。
ちなみに、買い取り人がしている指輪はラタナキリブルー。

ブンナが買い取り人にルビーとサファイアの袋を渡し、
5ドルで買い取り!安い!
ブンナのルビーとサファイア、ほしい。
私たちがそれを買いたい!とお願いするも、譲ってくれなかった。
カットしてシュムリアップで販売しているそう。
私たちにルースを見せてくれたけど、小さなクォーツを1つ15ドルと言われた。
シュムリアップでは40ドルで売っているんだとか。
最終的にスーベニアで5ドルでいいって言われたけど、
もうふっかけられたからいらない。ノーセンキュー!

ブンナは豚の世話や野菜の世話があって、
忙しいと帰って行ったけど、雨が降ってまた戻って来た。
そうか、みんな農業や家畜業をしながら、
そっちが忙しくないときに採掘をしているのか。

これはアンがあの川で採ってカットしたガーネット。



こっちは、アンがあの川で採った1年半分のピッタイ(ジルコン)
(左から3番目のボトル)
ペットボトルから出してくれた。



すごい!!
こんなにたくさん採ったの!?
1年半分のピッタイを私に売ってくれた。
値段は、あんな大変な作業して採掘してるの知ってるから、
安すぎる・・・

ありがとう。



と、ここで、家の片隅にあったあるものに気をとられる。
それは、ココナッツ。



リタが切ってジュースにしてくれた。
ありがとう、でも、違うの。
欲しいのは、ココナッツカップの方。

するとまたあのできる男が・・・



なにやら器用に動き出した。
そして、近所の家具屋さんに行き、お任せすると・・・



ガビガビだった表面が、つるっつる!
中身の実をくりぬいて、私も内側をやすりがけ!



新しいココナッツカップの完成!!
スリランカにいるとき、
これでお茶飲むのがすごくよかったので、
自分でも作ってみたかのだった。
うれしい!

ブロスは私の願いをなんでも叶えてくれる。



あとやりたいことと言えば・・・

やみつきになったカンボジア料理、
ロック・ラックをがっつり食べたり・・・



毎日食べてた練り物の串揚げを、
好きなだけ注文したり・・・



大好きになったフライドライスを
食べに行ったり・・・



ああ、カンボジア、ごはんおいしすぎる。